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東福寺 本坊庭園 後編 ( 西庭 北庭 )
2020年4月25日
エス・バイ・エル和歌山 オリエントホームズ㈱ 営業部 の 三島 です。
今回のブログは、 コロナウイルス以前に 京都に墓参りに いったときの 写真 です。
前回の 本坊庭園 ( 東庭 南庭 ) の つづき と なります。 (*^▽^*) ☆彡
西庭の大市松模様『 井田の庭 』は、日本古来から伝えられてきた伝統的な市松模様を、
サツキの刈込と葛石の使用によって表現されております。
この西庭の意匠は、北庭と同様に、この本坊に使われていた材料で、
敷石の縁石( カズラ石 )を 再使用してできあがった意匠です。
つぎは、北庭です。
北庭も勅使門から方丈に向けて敷き詰められていた切石を再利用してできあがりました。
この小市松模様の庭園は西庭の大市松を受けてさらに小さな姿となり、
そして東北方向の谷に消えていくという表現方法となっております。
この東福寺 本坊庭園は、作庭家 重森 三玲 によって 昭和14年に完成されました。
当時の創建年代にふさわしい鎌倉時代庭園の質実剛健な風格を基調に、現代芸術の抽象的構成を
取り入れた近代禅宗庭園の白眉として、広く世界各国に紹介されているとのことでした。
おわり