ブログ
夏越大祓 ( なつごしのおおはらい ) / 茅の輪神事
2021年7月1日
昨日、6月30日は夏越大祓( なごしのおおはらえ ) でした。
大祓とは、罪、穢れ ( けがれ )を祓うための行事で
6月と12月の晦日に行われる行事です。
6月の大祓を夏越大祓 ( なごしのおおはらえ ) 、
12月の大祓を年越大祓 ( としこしのおおはらえ )
と呼ばれております。
701年の大宝律令によって正式な宮中の年中行事に
定められました。
衣服を毎日洗濯する習慣や水などのない時代、
半年に一度、雑菌の繁殖し易い夏を前に新しい
物に替えることで疫病を予防する意味があった
とされております。
『 茅の輪くぐり 』を設ける神社も多くあります。
これは、素戔嗚尊 ( すさのおのみこと ) とされる
武塔神 ( むとうのかみ ) に善行を施した蘇民将来
が、茅の輪を腰につければ、疫病にかからないと
言われた古事に由来するといわれております。
『 夏越の大祓 ( なごしのおおはらえ ) 』とは、
お正月からの半年間についた罪・穢れを自分
自身の身代わりとなる『 人形 ( ひとがた ) 』に
託し、その『人形』に種々の災いを吹き移し、
身も心も清々しい本来の姿を取り戻して、残る
下半期を元気で健康に過ごすための神事です。
『 夏越の祓の和歌 』
水無月の
(みなつきの)
夏越の祓する人は
(なごしのはらひ するひとは)
千歳の命
(ちとせのいのち)
延ぶといふなり
(のぶというなり)
今年も残りわずか半年になりました。
オリエントホームズは、これからも誠心誠意みなさまの
素晴らしい家造りために全身全霊尽力していきますので
応援の程をどうぞよろしくお願い致します。