いつまでも安心・快適に暮らすために
長持ちする木の住まい。
壁内換気システムが木の住まいの劣化を防ぐ。
木の住まいの寿命を縮めるのが、湿気による木材の劣化。
特に近年の高気密・高断熱の住まいでは、構造材の中に入り込んだ湿気が逃げ場を失って結露する「内部結露」が発生し、住まいの耐久性を損なう原因になっています。
内部結露を解消して住まいの耐久性を高めるのが「壁内換気システム」。
温かい空気が上昇する性質を利用した自然の換気システムで、壁の中に通気層をつくって空気とともに湿気を排出します。
邸別設計で、住まいの耐久性を高める仕組み「Loop」。
立地条件や間取りによって内部結露の発生状況は異なるもの。
私たちは、一邸ごとに、長く快適に暮らせる住まいづくりをご提案しています。
「邸別パネル設計」で壁内部の通気効率を一邸ごとに最適化し、「邸別生産方式」で高品質・高精度の部材を厳しい管理のもと生産・出荷。
さらに、見える窓「Lupe(ルーペ)」で、完成後の構造躯体内部チェックも実現し、住まいの耐久性を末永く見守ります。
内部結露を追放する壁内換気システム
■壁内換気システムの様々な効果
1. 3世代にわたる耐久性を実現。
壁内部の結露を防止することで構造材の腐食を防ぎ、湿気を好むシロアリを寄せつけないとともに、乾燥状態を保つことで新築時の構造耐力を維持します。
2. いつまでも省エネの住まい。
断熱材の濡れを防止することで、断熱効果をより長く維持させることができます。
3. 夏涼しい住まいを実現します。
夏、壁内換気を行った場合と行わない場合を比較したとき、外壁から侵入する熱が減少します。
4. 冬期の防湿効果を高めます。
壁内部に湿気が溜まりやすい冬場でも壁内換気システムの働きにより、湿気を排出し高い防湿効果を発揮します。
自然のエネルギーを活用して内部結露を追放。
住まいの耐久性を高める「壁内換気システム」。
住まいの耐久性を高める「壁内換気システム」。
■構造躯体を常に乾燥した状態に保ち、構造材や断熱材の劣化を防ぎます。
床下から壁内部を通り小屋裏から屋外へ。
空気とともに内部結露の原因となる壁内の湿気を排出する壁内換気システム。
太陽で温められた空気が上昇する性質を利用した自然の換気システムで、半永久的に効果を発揮し住まいの耐久性を高めます。
ポイントは、VFパッキンによる床下全周換気と壁パネルの中に設けられた通気層。
湿気がこもりやすい部分に空気の流れをつくることで、建物は常に乾燥状態に。
湿気による構造材の腐食とともに断熱材の劣化も防ぎ、長く快適な暮らしをかなえます。
住まいの長寿命化システム「Loop」
いつまでも、強く快適な住まいへ。
Loop[ループ]は、住まいの高耐久性を実現するために、一邸ごとに間取りや敷地条件、周辺環境を壁内換気パネルの設計システムに組み込んで最適な構造躯体をつくりだす「住まいの長寿命化システム」です。
このシステムにより壁内の換気能力を従来に比べて64.5%向上させました。
※当社壁内換気システムの実績と検証データによる。
一邸ごとに壁内の通気効率を最適化し、耐久性を向上させる「LOOP」。
建築条件によって発生状況が異なる内部結露を一邸ごとに予測・対策して、住まいの高耐久化を実現。
■耐久性の将来を予測する。
立地環境や間取りなどによって内部結露発生のリスクは異なります。長年に亘り培ってきた住まいづくりのデータをもとに、一邸ごとに壁内部の通気効率を最適化して結露を予防。
さらに将来的な内部結露のリスクを見える化した「Revoみえる図」で、設計段階から住まいの老朽化の危険度を予測し、将来に備えます。
■壁内部を定期的に診断。
建物が完成した後も壁内部の乾燥状態などを定期的に点検できる「見える窓Lupe(ルーペ)」。
長年にわたる結露対策のデータとノウハウを活かし、構造躯体全体の健全性維持と内部状態の診断を可能にしています。
■含水率の予測をもとに設定した危険度に合わせて、湿気をコントロールできる部材を配置。
「壁内換気システム」で壁内部に通気層をつくるほか、構造上通気が難しい場所や水まわりなど、結露発生リスクが
高い場所には「ドライセル」「耐湿パネル」などの部材を計画的に配置しています。
高い場所には「ドライセル」「耐湿パネル」などの部材を計画的に配置しています。
壁内換気システムの効果
いつまでも、強く快適な住まいへ。
■構造材の含水率は工場出荷時の19%よりも低く、断熱材も乾燥した状態を保っていました。
創業以来快適な住まいづくりに取り組み、30年以上も前から壁内換気システムを開発。
壁内換気システムを採用した築24年の住宅をリフォームのため解体・検査したところ、含水率は住まい全体で19%以下、湿気がたまりやすい水まわりも含めて低い値が保たれていました。
住むほどに乾燥がすすみ、断熱材も初期性能を維持しているなど、壁内換気システムが快適性や耐久性に高い効果を発揮していることが証明されました。